「オーガニック」と「ナチュラル」の違い

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こんばんは。 KUMAKOです。

国内外の認証マークにはさまざまな種類がありますが、
「オーガニックであるか」「ナチュラルであるか」は、実はとても大きな違いがあります。

ナチュラルとは、天然由来の原料を使っているという意味。
合成成分を使わず、植物や鉱物などの素材をベースに作られていることが多いです。
ただし、「ナチュラル」という言葉には明確な基準がなく、メーカーごとの判断で表記されているのが現状です。

たとえば、「植物由来」という表現もあいまいで、
“植物を構成する分子と同じ分子を使用しているから、これは植物由来だ”
というふうに、メーカーの考え方ひとつでナチュラルとされてしまうこともあります。

一方、「オーガニック」とは、農薬や化学肥料を使わずに育てられた植物を使用していること。
それだけではなく、栽培を行う農家自体がオーガニック認証を受けていることが前提です。
さらに、栽培から製造、保管、流通にいたるまで厳しいルールが設けられており、
それらをすべてクリアしてはじめて、正式な「オーガニック認証マーク」をつけることができます。

「オーガニックです」と言うのは簡単ですが、
実際に認証を受けるには、多くの手間と時間、そして何より強い信念が必要です。
だからこそ、その背景には、生産者さんたちのたゆまぬ努力と真摯な姿勢があります。

そしてその努力は、香りにもきちんと反映されていて──
オーガニック認証を受けた精油の香りは、とても奥行きが深く、心にしみ込むような力を持っていると、私は感じています。

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