👃香りを感じるしくみ

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こんばんは。 KUMAKOです。

アロマの世界ではよく、「この香り、好き」「なんだか苦手…」という反応があります。
では、私たちはどうやって“香り”を感じているのでしょうか?

実は、香りを感じるプロセスには、鼻の中にある受容体と、**脳にある嗅球(きゅうきゅう)**という器官が関わっています。


🧬ステップ①:香りをキャッチする「受容体

香りの分子が鼻に入ってくると、鼻の奥にある「嗅上皮(きゅうじょうひ)」という部分に届きます。
そこには嗅細胞というセンサーのような細胞があり、その表面にあるのが「嗅覚受容体」。

この受容体が、まるでカギとカギ穴のように、特定の香りの分子とぴったり合うと反応します。
人間には数百種類もの受容体があり、それぞれが違う香りをキャッチできるようになっています。


🧠ステップ②:香りを処理する「嗅球

受容体がキャッチした香りの情報は、電気信号に変換されて脳へ送られます。
最初に届くのが、脳の前方にある「嗅球(きゅうきゅう)」。

嗅球は、香りの情報を整理して、「これはレモンだな」「これはラベンダー」といった形にまとめ、
そこから**記憶や感情をつかさどる脳の領域(扁桃体や海馬)**へと伝えていきます。

そのため、香りには「懐かしい」「安心する」「なんだか悲しい」といった感情がともなうことが多いのです。


🌿香りの感じ方は十人十色

この「受容体」や「嗅球」の働きや個性は、人によって少しずつ違います。
だからこそ、同じ香りでも感じ方はさまざま。

香りの好みに“正解”はありません。
あなたの「心地いい」と感じる香りを、ぜひ大切にしてみてくださいね🍀


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