こんばんは。KUMAKOです。
街に出ると、いい香りがあふれています。
香水、柔軟剤、ルームフレグランス……
どれもすごくいい香りで、ふとした瞬間に癒されることもありますよね。
こうした香りは、化学の力でつくられたもの。
分子の組み合わせで「この香りが生まれる」とわかっていて、何が入っているかがはっきりしているから、科学的には“とても安全”と言われています。
一方で、私が日々向き合っているのはオーガニックの精油。
ラベンダーひとつとっても、産地や気候、収穫時期によって香りは変わり、成分も毎年ちょっとずつ違います。
科学の世界では、「何が入っているかよくわからない」というのはとても怖いことなのだそうです。
でも私は、その“よくわからなさ”が好きなんです。
香りを吸い込んだとき、すっと肩の力が抜けたり、涙が出そうになったり、ふと昔の記憶がよみがえってきたり…
そんな風に、心の奥にまっすぐ届く香りは、きっと“計算ではつくれないもの”なんじゃないかな、と思います。
たしかに、オーガニックの精油はちょっと気難しいところもあるけれど、そのぶん、ちゃんと向き合えば向き合うほど、深く応えてくれる気がしています。
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