🌿ふたつの香りの道

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こんばんは。KUMAKOです。

私たちは「鼻で香りを嗅ぐ」と言いますが、
実は香りの感じ方には、ふたつの道があります。

ひとつは、鼻から吸い込むときに感じる香り。
これを オルソネーザル(Orthonasal) といいます。
花の香りを嗅いだり、アロマの瓶を開けて香りを感じるときがそう。
まっすぐ鼻へ届く香りです。

そしてもうひとつが、
食べ物を口に入れたあとに感じる香り。
これを レトロネーザル(Retronasal) といいます。

食べ物を噛んでいるとき、
その香りは口の中から喉を通って鼻の奥へ抜けていきます。
だから、鼻が詰まっているときは
味がよく分からなくなるのですね。

たとえば、ワインを口に含んで香りを感じるあの瞬間。
あれこそが、レトロネーザルの働き。
香りが口の中から鼻へ抜けていくことで、
“味わう”という感覚が完成していくのです。

香りは、鼻先だけでなく
“内側”からも感じている。
そう思うと、なんだか不思議で、愛おしくなります。

アロマも同じ。
香りを吸い込むことで心が動くように、
内側から感じる香りも、私たちの心をやさしく包み込みます。

今夜は、ハーブティーをひと口。
鼻と口、ふたつの香りの道を通して、
香りの奥深さを感じてみてください🍃

ただし、精油は口には含まないでくださいね。
精油は“鼻から香りを感じる”ことで心と体を整えるもの。
安全に、心地よく楽しむことが大切です🌿


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