〜香りと太陽のちょっとした関係〜
こんにちは。KUMAKOです。
今日は、精油を使うときにぜひ知っておきたい「光毒性(ひかりどくせい)」についてお話しします。
精油は植物の恵みがギュッと詰まった、自然の香りのエッセンスです。
心や体にやさしく働きかけてくれる素晴らしいアイテムですが、使い方にはちょっとした注意も必要です🌞
そのひとつが「光毒性」。
光毒性とは、精油を原液で肌に塗ったあとに太陽の光(特に紫外線)に当たることで、肌に赤みやかゆみ、色素沈着(シミ)などが起こる反応のことです。
これは精油に含まれる「フロクマリン類」という成分が、紫外線に反応して起こるもの。
とくに敏感肌の方は、ほんの少量でも強く反応してしまうことがあります。
🍋光毒性のある主な精油
- ベルガモット(圧搾のもの)
- レモン(圧搾法のもの)
- グレープフルーツ(圧搾のもの)
- ライム(圧搾法のもの)
- ビターオレンジ(圧搾のもの)
- ゆず(圧搾のもの)
これらは特に注意が必要な「光感作性」のある精油です。
「柑橘系の香り=太陽のイメージ」で夏にもぴったり…と思いがちですが、実は日中に肌に塗るとトラブルの原因になることもあるんです🍊
では、これらの精油は使わない方がいいの?というと、そんなことはありません😊
ポイントを押さえれば、安心して使うことができます。
✅ 安全に楽しむコツ
- 空間に香らせるだけなら光毒性の心配はありません。
- 寝る前のトリートメントやバスタイムに取り入れるのがおすすめ。
- 光毒性成分を除去した精油や水蒸気蒸留法で蒸留されているものもありますが、香りは変わります。
- 塗った部分が日光に当たらないようにするのもひとつの方法です。
🌸精油をもっとやさしく使うために
精油は自然そのものの力が詰まっているからこそ、私たちの心や体にとてもよく働いてくれます。
でも自然なものだから「安全」だと思って、知らずに使ってしまうと逆効果になることも。
光毒性の知識は、精油を安心して暮らしに取り入れるための大切なポイントのひとつ。
正しく知ることで、香りのある毎日がもっと豊かに、心地よくなりますように🌿✨
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