🌿精油はなぜ植物油で薄めるの?

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      ~香りのちからを、やさしく届けるために~

こんばんは。 KUMAKOです。

アロマセラピーでよく使われる精油(エッセンシャルオイル)。
植物の葉や果皮、樹脂などから抽出された、自然の恵みがぎゅっと詰まった香りのしずくです。

「肌に塗るとリラックスできる」
「マッサージに使うと、さらに心地いい」

そんなイメージを持たれることも多いのですが、実は精油はそのまま肌につけてはいけないものでもあります。
なぜなら、精油はとても濃度の高い、パワフルな存在だからです。

たった1滴でも植物数キロ分の力が凝縮されていて、
皮膚に直接塗ると刺激になる事も。

だからこそ大切なのが、植物油(キャリアオイル)で精油を希釈して使うという基本。

ホホバオイル、スイートアーモンドオイル、マカダミアナッツオイルなど…
植物油は肌なじみがよく、保湿力があり、精油の香りや成分を**やさしく肌に届けるための“クッション”**のような役割をしてくれます。

実は、一部の研究では「精油は単独の方が皮膚に浸透しやすい」と報告されています。
ですが、それは逆に言えば、急激に成分が体内に入る=刺激が強くなってしまうということでもあります。

植物油に混ぜることで、精油はゆっくりと肌の表面からやさしく広がり、肌や心に負担をかけずに香りを鼻に届け、深いリラックスへと導いてくれるのです。

そして、マッサージのときにも植物油は欠かせません。
滑りをよくして、肌を傷めずにケアができるのはもちろん、
“手を通して伝わる温もり”に、香りの効果が重なることで、より深い安心感へとつながっていきます。

アロマの香りは、ときに心を軽くし、ときにそっと寄り添ってくれるもの。
その香りを安全に、心地よく使うために、植物油で希釈するというひと手間は、とても大切なやさしさなのです。

香りを届けるということは、
ただ匂いを届けるだけでなく、“想い”や“ぬくもり”も一緒に伝えること。

だからこそKUMAKOでは、ひとつひとつの香りを、植物油とともにていねいにブレンドし、
おひとりおひとりの時間に、そっと寄り添う香りをお届けしています🌿


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